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![]() Vol.3 横浜名物『シウマイ』の元祖を発見! 横浜名物は『崎陽軒』だけじゃない 浜っ子が選ぶ本格派『博雅亭シウマイ』 ![]() 博雅亭シウマイ |
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赤い箱と看板でおなじみ、 しかし、従来のシウマイは冷めると硬くなってしまい、弁当には適さなかった。そこで改良に改良を重ねた結果、昭和3年(1928年)に冷めても美味しいシウマイが完成。爆発的大ヒット商品となった。現在では、横浜を中心に神奈川県内や首都圏の駅売店、デパートなどで幅広く販売、またテレビCMでもおなじみで、横浜名物として全国区の知名度を誇っている、まさに横浜ブランドの最高峰と言っても過言ではないだろう。 良質の素材だけを使う 「博雅亭は中国料理店として、明治14年(1881年)横浜居留地で創業しました。明治32年(1899年)には、伊勢佐木町の現在カレーミュージアムがある場所へと進出。明治後期に入ると、車エビをシウマイに入れ大当たりだったと言います。大正に入ってからは、相模産の良質な豚肉と乾貝柱がマッチすることに注目、化学調味料を一切使用しない博雅亭秘伝の製法を確立しました。その当時から、横浜名物『博雅亭シウマイ』として、多くの方に大変親しまれていました」(野秋さん)。 ところがそんな『博雅亭』も昭和55年(1980年)には後継者問題であえなく閉店。「もうあの味は食べられないのか?」と危惧されたが、昭和58年(1983年)に中国料理『龍泉』が、『博雅亭』秘伝の技法をそのまま引き継ぎ、見事『博雅亭シウマイ』を復活させることに成功したのだという。 大量生産できない伝統製法を今も守る さて、そのシウマイはというと、1個の直径が4cm程度と大振りだ。口に入れると貝柱の歯ざわりと粗引きひき肉の舌触りが口のなかで程よく混じる。そのしっかりと中身が詰まったボリューム感は『崎陽軒』とは明らかに異なり、正に“本格的シウマイ”というのに相応しい美味しさだ。 「この『博雅亭シウマイ』は、現在、横浜松坂屋と京急百貨店のみで販売しています。良質の材料だけを使い、手間をかける伝統の製法を今でも守っていますので、大量生産には向かないのです」と野秋さん。また、同店の売店でも販売をしているが『博雅亭シウマイ』のブランドを守るため、店内のメニューには置かないなど徹底している。 エビ、ホタテなど山海の幸がふんだん 実は、シウマイ以外にも、この当時の博雅亭の人気メニューに『博雅亭ヤキソバ』というのもあった。こちらは、現在『復刻 博雅亭ヤキソバ』(1,000円)として同店のメニューに載っており、店内で食べることが出来る。エビ、ホタテ、焼豚、イカ、白菜、筍といった山海の幸をふんだんに使ったあんかけが特徴の、ボリューム満点のヤキソバだ。昔の博雅亭の味を懐かしんで、このヤキソバを食べに遠路はるばる来る常連も多いという。また、このヤキソバと同じあんかけを、ご飯の上に乗せた中華丼を考案したのが博雅亭とも言われている。 崎陽軒のシウマイは確かに美味しい。しかし崎陽軒のシウマイしか食べたことがない方は、是非『博雅亭シウマイ』も食べてみて欲しい。その味は、あなたの今までのシウマイへの認識を変えるかもしれない。また『復刻 博雅亭ヤキソバ』もおすすめ。横浜観光の際には、ちょっと足を伸ばしても食べて見る価値はあるだろう。(エムプロジェクト 益田典彦) ※この記事はエムプロジェクトが取材執筆し平成15年9月3号の週刊フーズアソシエに掲載されたものを再録したものです。 |
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| ●DATA ★博雅亭シウマイ製造元 中国料理 籠 泉(ロンシャン)
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