| Vol. 28 |
店内に並ぶ焼酎は、なんと100種類以上!
オーナー自らの足で見つけ出した銘酒を片手に、
こだわりの料理を食す。
横浜・桜木町
居酒屋「横濱ごはん Fu-jin(フージン)」

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自ら動くことを厭わないオーナー夫婦は、多い時で年6〜7回仕入れの旅に出かける。北は北海道、南は九州・鹿児島まで。店こだわりの素材は、全国各地からやってくる。
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肉は国産物、魚は活けじめか、その日の朝獲りのもの。使う野菜も通常より2割増しの値がする。お客様に提供する商品は、少々高値でも質の良いものを選んでいるという。それでも、独自の仕入れルートでコストダウンを図り、リーズナブルな値段でお客様に提供するのがモットーだ。これだけでも、充分なこだわりといえるかもしれない。しかし、この店のこだわりはこれだけにとどまらなかった。
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| 一番人気の「豚ばら角煮」は、箸で簡単に割れるほどのやわらかさ |
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「味の素は使わない」という、女性オーナーの平田廣代さん。お馴染みの化学調味料は、後に残る味が良くないという。どんなにすばらしい食材も風味を付けるものが良くなければ、美味しくはならない。そこで、調理の基本となる調味料にこだわってこそ、食材の良さを引き出すことができると考えた。このFu-jinでは、千葉県から仕入れた醤油を使っている。味噌も仙台味噌にこだわっている。揚げ油も胸焼けしないような最高級のものを使い、米を研ぐのにもミネラルウォーターを使用する。
この中から生み出された料理は、素直に食材の良さを出しながら、皿の上に乗っている。店の人気メニューである「豚ばら角煮」(650円)は、鹿児島産の豚がトロトロにやわらかくなるまで5〜6時間煮込んだもの。もちろん、こだわりの醤油で味付けをしている。えのき・しめじの白と茶色に、三つ葉の緑が映える「帆立貝の変わり焼き」(600円)は、帆立の上にかかった味噌ネーズ(味噌+マヨネーズ)のソースが香ばしく焼けている一品。味噌ネーズに使われている味噌も、やはりこだわりのものだ。
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畳のいい香りのするお座敷。
お客様も絶賛のくつろぎ空間 |
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料理が美味しければ、自然とお酒も進んでしまうというもの。そして、こだわりの料理たちには、こだわりのお酒がよく似合う。オーナー夫婦が自らの足を使って集めてきたお酒は、焼酎だけでも常時110〜120種類(!)あるというから驚いてしまった。有名なところでは、麦焼酎の「兼八」や米を使った「十四代秘蔵」。芋なら、「村尾」や「伊佐美」といったもの。運がよければ、幻の焼酎と呼ばれる「森伊蔵」にも格安の値段で出会えるかもしれない。仕入れも兼ね、社員全員で鹿児島の酒蔵へ出向いてしまうというのだから、かなりの入れ込みようだ。そこで製造されている「なかむら」という焼酎がオーナーのオススメ。女性や焼酎を飲めない方でも、美味しくいただけるという。
焼酎以外にも、ビール・サワーから洋酒やカクテルまで、さまざまなお酒を取り揃えている。中でも、日本酒の「利き酒セット」は、毎月セレクトされる数種類の日本酒の中から4種類を飲み比べることができるというもの。いろいろな味を楽しむことももちろん、自分だけの、こだわりの1本を見つけることもできる。
昨年12月に増築したお座敷は、「居心地がいい」と好評だ。コンクリートの中で働いていた心を、新しい畳の匂いが癒してくれる。さぁ、くつろげるやさしいお座敷でFu-jinこだわりの料理やお酒に舌鼓を打ってみては?
(横浜ベイサイドウォッチ2004年5月27日号 取材・文 飯山恵)
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| 料理を作ってくださった、松尾裕さん。店一番のイケメン料理人 |
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| 毎日、手間隙かけて作る「自家製さつま揚げ」(380円) |
●DATA 居酒屋「横濱ごはんFu-jin」
http://www.fu-jin.jp/

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| 住所 |
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横浜市中区花咲町3-87(JR桜木町駅より徒歩3分) |
| TEL |
: |
045-241-3380(FAX兼用) |
| 営業時間 |
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17:00〜1:00(ラストオーダー閉店30分前) |
| 定休日 |
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毎週日曜 |
| 席数 |
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60席(1・2階) |
| メニュー |
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宮崎地鶏・鉄板焼き…680円
牛スジのさっぱり煮込み…650円
砂肝ニンニク炒め…600円
刺身盛り合わせ(4種)…1500円〜
地たこ…800円
自家製ぬか漬け…500円
百年の孤独(麦焼酎)…700円
中々(麦焼酎)…450円
十四代秘蔵(米焼酎)…550円
なかむら(薩摩焼酎)…700円
※すべて、シングルの料金
…etc.
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