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Vol. 30

和とモダンの融合した、
スタイリッシュな立式酒処

横浜・関内 「コトブキヤ酒店」

コトブキヤ酒店内観

「架空の酒屋『コトブキヤ酒店』の脇にある、立ち飲み処」が店のコンセプト。
立っていることを忘れるくらいの居心地よさで、美酒に酔いしれる。

 立ち飲み、立ち食い…どことなく、年齢の高い方が通うようなイメージがつきまとっていた。しかし、レトロな入り口から店内へ踏み込んだ瞬間、その考えは払拭される。落ち着いた雰囲気、木製テーブルの下から照らすライトに、鏡ばりの壁面。古民家や酒蔵を連想させる、和とモダンを基調とした店内は、実に洗練されている。そのため、サラリーマンばかりか、女性二人連れが来ることも多いという。
夏にお薦め!コトブキ酒
夏にお薦め!コトブキ酒
「自家製サングリア」(右)、「グレープフルーツ」
 そんな女性たちから、絶大な人気を誇っているドリンクがある。フルーツを漬け込んだ自家製のお酒「コトブキ酒」だ。グレープフルーツ、パイナップルにキウイ。甘味料を加えていない自然な甘みに、フルーツそのもののいい香りも手伝って、飲みやすいと評判。そのさっぱりとした甘さは、夏に向けてのお薦めだ。また、果実の旬に合わせた「季節ごとのコトブキ酒」もあり、今の時期はマンゴーがいただける。コトブキ酒以外にも、オーナーの金山伸久さんとスタッフが旅して見つけた焼酎が常時65種類ほどあり、本格派の方も満足できるラインナップとなっている。

 食事の方はすべて、100円・300円・500円という3つの値段設定。どのおつまみも、ワンコイン感覚で食べられるのが嬉しい。中でも「串焼」は、各1本100円。「焼き物は、2本から」という店も多いが、ここでは1本から注文できるので、お好みの串を、お好みの本数で盛り合わせ・・・というのも可能。串の変わりダネは「チーズ
豚の角煮他
コトブキヤの人気メニュー
「豚の角煮」(右)、「スナップえんどうの明太子和え」。「串焼」各種(下)
ベーコン」。ジューシーなベーコンに包まれる、チーズのやわらかい食感がたまらない。また、緑鮮やかな「スナップえんどうの明太子和え」(300円)やトロトロお肉の「豚の角煮」(500円)も、店のイチオシメニューだ。

 オーナーの金山さんは、“立式”という点に重きを置き、先月24日、この店をオープンさせた。今は個室のある居酒屋が好まれ、主流になりつつある。にもかかわらず、なぜ個室の対極にある“立ち飲み”なのか?
 「元々、立ちながらお酒を飲むのは、お祭りの時なんです。だから、開放的な気分でお酒を楽しむことができる。」と語る金山さん。
 立ち飲みの良さは、それだけにとどまらない。スタッフからお客さんがよく見えるので、グラスが空けば、すぐに次を勧めてくれる。飲み物の好みに対するワガママにも応えてくれる。立ち飲み独特の開放感とスタッフの細やかな心配りが、ついつい長居してしまう理由なのかもしれない。

(横浜ベイサイドウォッチ 2004年6月10日号 取材・文 飯山恵)

●DATA
立式本格酒処「コトブキヤ酒店」

kotobukiya_sake@hotmail.com

住所 横浜市中区住吉町3−35−1(JR根岸線・市営地下鉄線関内駅より徒歩3分)
TEL 045−663−8851(FAX兼用)
営業時間 17:00〜24:00(金曜・祝前日は翌5:00まで)
定休日 日曜・祝日
席数 (1F)立ち数  25〜30名
(2F)ラウンジ 22席
メニュー
ラウンジ
2階にはラウンジがあり、ゆったりくつろぐこともできる
串焼各種…100円
ミミガーの黒胡椒和え…300円
セロリとキュウリのチャンジャ和え…500円
海老トースト…500円
牛スジとモツの煮込み…500円

焼酎
宝山蒸撰紅東(芋)…600円
蘭(芋)…400円
天草(麦)…300円
天下一(黒糖)…400円

お茶ハイ
ベトナムハス茶ハイ…400円
そば茶ハイ…400円

…etc.
※カクテルも400円からご用意。
 その他、各種ソフトドリンクも取り揃えています。

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