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Vol. 54

ハマ画報とのコラボ企画
ベイサイド的クリスマス


関内・馬車道 「上町63」

上町63

クリスマスにぴったりなカクテルをつくってもらえる!?
50年代ジャズを聴きながら落ち着いた夜が過ごせるバー

 ハマ画報さんとのコラボレーション企画「ベイサイド的クリスマス」も最終回。クリスマスまであと2日と迫った今回は、クリスマスの夜にぴったりなバーを2店紹介。美味しいディナーを楽しんだ後、お洒落なホテルに戻る前に、少し気取ってカウンターでグラスを傾けてはいかがだろう。

Craftなかにし内観
「雪の中を疾走するキャノンデール(900円)」
 まず、1店目は、馬車道を一歩入った通りにある「上町63」。間接照明のほのかな灯りとカウンターやテーブルの木目に温かみを感じるバーである。階段を降りる途中の電光看板にあるように、BGMには50年代を中心としたジャズが流れている。
 印象的なのは、落ち着いた空気をつくりだすランプのさまざまな灯り。主にフラ
ンスから取り寄せたというアンティーク・ランプの光には、年月をかけて深まった温もりと静けさがあって心が和む。関内という場所柄、仕事帰りに立ち寄るサラリーマンは多いが、女性の一人客やカップルにも親しまれるのは、そのような堅苦しくない雰囲気のためだろう。

 ドリンクメニューには、ウィスキーをはじめ、リキュール、ラム、テキーラ、ウォッカ、ジンなど一通り揃っているものの、カクテルは載っていない。もしや
Craftなかにし内観
「赤い花が咲き乱れる広大な大地を駆け抜けるシュイーン(800円)」
「何なりとご注文下さい」という心憎い演出なのか。そこで、今回の企画に合わせて、「クリスマスをイメージしたカクテル」をマスターにオーダーしてみた。
 程なくして差し出されたのは、トロピカルな色をしたロングカクテルと、真っ赤なショートカクテルの2杯。ロングの方は、ピーチリキュールをベースに、ヨーグルトリキュールとパイナップルジュースを加えたもの。味も香りも甘ったるくなくさっぱりとしているので、見た目ほどトロピカル感はない。ショートの赤は、クランベリーのリキュールとジュースの色。甘ずっぱさの中に、グレープフルーツのほのかな苦味が効いて、すっきりとして口当たりがいい。どちらも、さっぱり系のカクテルという要望にぴったり。

 店を出る前に、これらのカクテルの名前を聞いてみた。「ロングは『雪の中を疾走するキャノンデール』で、ショートは『赤い花が咲き乱れる広大な大地を駆け抜けるシュイーン』でしょうか」。キャノンデールとシュイーン? 「どちらも自転車のメーカーでして。実は、今ほしいと思っているんです」。そういうことですか。そんな遊び心もお店の隠し味なのかも。

 ちなみに、こちらのバーでは、月に2〜3回ほどジャズのライブが行われる。編成はトリオが中心。50年代以外のジャズも広く聴かせる。年内は26日(日)に、山口新語(ds)石崎忍(as)嶋田憲二(b)が出演。明けて1月は、8日(土)と24日(月)にライブを予定している。詳しくは直接問い合わせを。

(横浜ベイサイドウォッチ2004年12月23・30日・2005年1月6日合併号 取材・文 タカデラクリコ)


●DATA
バー「上町(かんまち)63」
http://www.web-panteon.jp/live/live-kannai.html

住所 横浜市中区相生町5-95 YUビルディングB1F
(みなとみらい線馬車道駅博物館から徒歩約3分、
JR根岸線関内駅、桜木町駅から徒歩約5分)
TEL 045-663-7322
営業時間 19:00〜3:00頃
定休日 日曜
席数 23席(カウンター6席、テーブル17席)
駐車場 なし
メニュー
Craftなかにし内観
お店の名前は「カンマチ」。読み間違いにご注意を
ウイスキー、ブランデー、アメリカンウィスキー、
カナディアンウィスキー、リキュール、ラム、テキーラ、
ウォッカ、ジン、カクテル、ビール各種…600〜1,500円

フライドポテト…800円
チーズの盛り合わせ…1,200円
地鶏ライスとジャポネーズソース…1,200円
…etc.

※上記の料金はすべて税抜き価格です

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